Ryzenの命名規則の基本構造
例：Ryzen 5 5600X
- 「5」＝グレード（Ryzen 3 / 5 / 7 / 9）
- 「5**0*」＝世代（5000番台なら第5世代）
- 「**00」＝性能のランク（高いほど上位）
- 「X」＝オーバークロック可能、無印より高性能
世代を示す数字の読み方
Ryzen 1000〜9000番台までの変遷：
- 1000〜2000番台：初期Zen〜Zen+
- 3000〜5000番台：Zen2〜Zen3（人気高、現在でも高コスパ）
- 7000番台：Zen4（DDR5対応、AM5ソケット）
- 8000〜9000番台：2025年現在最新世代、内蔵GPUやAI対応モデルも
末尾アルファベット（X, G, U, X3Dなど）の意味
- X：高性能モデル（OC対応）
- G：内蔵GPU搭載モデル（APU）
- U：ノートPC向け低消費電力モデル
- X3D：3D V-Cache搭載、ゲーミング向け特化
例えばRyzen 7 5800X3Dは3D V-Cacheにより、ゲームにおいて非常に高いパフォーマンスを発揮します。
Ryzen 3 / 5 / 7 / 9 の違い
| シリーズ |
用途 |
コア数 |
価格帯（目安） |
| Ryzen 3 |
エントリー |
4コア前後 |
〜1.5万円 |
| Ryzen 5 |
ミドルレンジ |
6コア〜 |
1.5〜3万円 |
| Ryzen 7 |
上位クラス |
8コア〜 |
3〜5万円 |
| Ryzen 9 |
ハイエンド |
12コア以上 |
5万円以上 |
型番から選ぶおすすめ用途別モデル
- 動画編集・3DCGなど：Ryzen 9 7950X / 7900X
- ゲーミング特化：Ryzen 7 7800X3D / 5800X3D
- コスパ重視：Ryzen 5 5600 / 7600
- ライトユース：Ryzen 5 5600G / Ryzen 3 4100
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